できちゃった婚は後悔するのか？

生まれてくる子供の4人に1人はできちゃった婚で生まれていることをご存知ですか？芸能人のできちゃった婚の報道を見て、「だらしない」「計画性のない人だ」などのネガティブな意見から「何はともあれおめでたい」などの祝福の言葉といった賛否両論の意見が聞こえてくるかもしれませんが、実際できちゃった婚はネガティブなものなのでしょうか？厚労省の調べによると、母親の年齢が若いほどできちゃった婚をする割合が高く、また離婚率も高いのが現状です。今回は、できちゃった婚をした場合に考えられる「後悔」の原因を大きく二つに分けて解説していきたいと思います。

後悔する原因その①結婚する覚悟がなかった

できちゃった婚で離婚する主な原因が夫婦間のお互いについての理解不足です。予想していない妊娠で結婚を急いだカップルで、まだ交際期間が浅かったり、勢いで一夜を共にして妊娠してしまったカップルの場合は、お互いがどんな人間なのか分からず、結婚後にギャップを感じてしまうこともあるそうです。また結婚する覚悟もないので、人によっては学業やキャリアを諦めなければならないなど、精神的な準備ができていなかったために後悔してしまうパターンがあるようです。

後悔する原因その②金銭的余裕がない

出産や子育てはとてもお金がかかるものです。若くして妊娠した場合、母親も父親もまだ学生で収入がなかったり、働いていたとしても十分な貯えがない状態がほとんどです。親御さんの支援を受けられるとしても肩身が狭い思いをする人もいるのだとか。

もちろん、もともと結婚するつもりで交際していて妊娠していた場合は話が違うかもしれません。ただ「できちゃった」という名前にもあるように「妊娠を望んでないのにできちゃった」という場合は、残念ながら後悔する場合が多いです。ともあれ、新しい命の誕生はとてもおめでたいこのなのでネガティブなことだと決めつけるべきでもありません。最近では「できちゃった婚」という言葉は使わず、「おめでた婚」といったポジティブな意味合いの言葉を積極的に使おうという流れも出てきています。予期せぬ妊娠とはいえ、妊娠はおめでたいものです。周りの人がお母さんたちの苦労や不安を理解して支えてあげることが重要ですね。