スピリチュアリー東京イメージ写真

占いやカウンセリングに来られる方の多くが「成功してお金や時間にゆとりのある生活がしたい」「好きな人たちに囲まれて好きなことをしたい」という一方で、いくら努力していてもパッとしなかったり、失敗に終わってしまったりして、「どうせそんなのは恵まれた人たちだから」「普通の人は成功なんて無理」と、夢を諦めてしまいがちです。

でも、スピリチュアル的に見ると、本来人間には活用しきれていない潜在能力があり、よほどでない限り(今からオリンピックにでる、世界的なピアニストになるなどのとびぬけた才能が求められること以外なら)、不可能なことほとんどはないとも言われています。

では、なぜその中で成功する人と成功しない人が現れるのでしょうか。

「○○をすれば□□の理由で必ず成功する!」と断言はできませんが、成功者(お金持ちで、衣食住に恵まれていて、家族円満で、健康で……)と、成功できない人には、それぞれ共通点があります。

今回は、成功している人に共通する特徴を、実例をふまえ、その理由を考えながら紐解いていきたいと思います。

【1:きれい好き】

      綺麗好き

地位も財産もあって、家族も仲のいいような、公私ともに成功している人のお宅にうかがうと、必ずと言っていいほどものが少なく、きれいに掃除されています。

スピリチュアルや風水のような占いでも、掃除は開運のために必須と言われていますが、それだけでなく、たくさんのものを管理するのは、生活するためにとても非効率的なことで、自分の時間を奪われる原因にもなります。

掃除も、汚くなったら一気にやる方法だと、こびりついた汚れがなかなか取れなかったり、二度手間三度手間がでてきたりして、おっくうになるという悪循環にも陥ります。

普段からきれいにしていると、効率的に時間と空間を使いこなすことができます。

また、美しい空間に身を置いていると、心理的にも自分自身によい影響があるのです。

成功したいなら、まずはモノを減らして、しかも掃除をこまめにするのが、基本中の基本の用です。

また、きれい好きということはモノを大切にしているということ。

片付けのエキスパートのかたなどで、モノへの感謝を説いていらっしゃる人がますが、モノを大切にすることによって、モノが成功を手助けしてくれるのかもしれませんね。

【2:自分は質素】

質素

お金持ちで、家族にも恵まれている人の特徴として、人になにかをしてあげるときに、ケチではない、というところあります。

逆に、お金持が足りないとか、大金をぼったくられた、という人は、(もちろん全員ではないと思いますが、筆者の知る限り)普段の口癖が「あの人にあれだけしてやったのに」「これだけお金をかけたのに」と言っている人が多いです。

「でもそれは、お金持ちだから、余裕があるからお金を使えるんでしょう」と思うかもしれませんが、何十億単位の資産を持っている資産家なのに、「子どもに贅沢なんかさせられない。着るものはユニクロが実用的でいい」「お水なんか、世界には飲めない人だっているんだから、わたしが飲むのは水道水で十分」などと言っている人もいるのです。

物理的に考えても、普段から自分のことに関しては質素にしていたら、自然とお金がたまりますよね。

さらに、世界的なお金持ちは、自分は質素にしていても、慈善事業などへ寄付をする習慣がある人が多いと言います。

人には施し、自分は倹約する姿勢が、周りの人たちから好かれる人間像を作り出して、結果的に成功へと導いているのかもしれません。

【3:早起き】

早起き

お金持ちの特徴として、早起きする人が多いという統計が出ています。

風水や東洋の占いでも、早起きをすると、よいエネルギーを取り入れることができ、運気がよくなると言われています。

早起きしている人は寝るのも早い傾向が高く、筆者の知り合いで別荘を3つもっている資産家の女性は、朝は4時に起きて、夜は8時に眠るそうです。

もう60代で孫もいるのですが、お肌もきれいで、ほんとうに10歳は若く見えます。

お金持ちで好きなように生活できるから、早く寝て早く起きられると思うかもしれませんが、睡眠を切り詰めて仕事をしている人は、結局どこかで貯めて眠らないと、体調を回復できないと、医学的にもわかってきているようです。

毎日きっちり眠り、早寝早起きを徹底することで、自分の体調を管理し、結果的に健康や美容を手に入れるので、余計な医療費や美容費がかからない可能性もあります。

 

話しが飛びますが、筆者のお知り合いで経済的にも家庭的にも恵まれている女性で、髪が肩以上の長さに伸びている人はいません。

たまたまかもしれませんが、髪をこまめに切ることで、エネルギーを循環させているのかもしれません。

【4:人の悪口を言わない】

悪口を言わない

成功している人たちを見ると、悪口を言わない人が多いように思います。

スピリチュアル的にも、自分が出したものごとが、結局は自分が刈り取らなければならないこと、とよく言われますよね。

そこまででなくても、もっと普通に考えても、悪口を言ったり批判をしたりする人は、ほかの人からすると、一緒にいたいとは思いません。

ほかの人たちの手助けや協力がなくては、成功するのは難しそうです。

また、悪口を言わなければ、後ろめたさを持たないで誰とでも接することができるのも、メリットの一つですよね。

しかも、これは経済的な成功だけでなく、恋愛や結婚の成功にも言えます。

知り合いに結婚相談を生業としている婚活コーディネーターの人がいるのですが、彼女の話によると、美人で一見素敵なのになかなか婚活が成功しない女性は、男性に対して厳しいそうです。

「譲れない条件があるのはあたりまえ!」と思うかもしれないのですが、そのコーディネーターいわく、人のいいところを見ようとすると、例え結婚相手にならなくても、自分の人間としての幅が広がって、結果自分の魅力がアップして、よい相手に巡り合いやすいのだとか。

【5:いい環境に自分の身を置く】

良い環境

成功するために必要なこととして、いい環境に自分の身を置くことも大切です。

いくら自分の意思を強くしようと思っても、自分の意志の強さだけで成功をつかみ取る人はごくわずかではないでしょうか。

自分の意志だけで成功をつかみ取れるなら、ほとんどの人が名実ともに成功者になれるはずです。

そうでないのは、やはり付き合う人や、身を置く環境に、流されたり、影響されたりしてしまうからです。

たとえば、先にご紹介した「悪口を言わない」というところですが、わたし自身、お恥ずかしいのですが、悪口をよく言う人と一緒にいると、つい乗ってしまったりすることがありました。

逆に、まったく人の悪口や批判をしない人たちと一緒にいると、ほかの人や物事に対しての批判が、頭の隅にも浮かばない、ということもあります。

また、配偶者の悪口ばかり言っている友だちの集まりに顔を出していると、夫婦仲が悪くなかったのに自然と離婚率が高くなったり、夫婦仲が良くなくても、夫婦円満な友だちとばかり付き合っているうちに、なんとなく夫婦関係が改善したり、というのは、大いにあることなのだとか。

付き合う人、職場、仕事をするパートナーなど、選べる限り選ぶのが大切です。

自分が「いいな」と思える人と意識して付き合うようにしていくと、自分自身もその人たちに影響されて、結果的に運勢を切り開いていくことができるようです。

【6:謙虚】

謙虚

成功している人は謙虚な人が多いように感じます。

会社経営をして引退した人で、70歳過ぎのかたにお会いしたとき、「○○先生」と呼んだら、「先生と呼ばないで、○○さん、または呼び捨てでいいですよ」と言われました。

さすがに呼び捨てはまずいだろうと思いましたが、それほど謙虚なのです。案外占いの先生に相談されていたりもします。

ほかにも、有名な作家のかたにお会いしたときも、「なんでぼくのことを先生なんて呼ぶの。○○さんでいいよ」と、お弟子さんに言っていました。

しかも、腰が低い人が多く、自分より目下の人に資料や飲み物を自発的に配ったり、雑用をやったり、フットワークが軽い印象を受けます。

また、謙虚さから、自分の知らないことについて知ろうとする人が多いようです。

なにかの情報を取り入れることに貪欲で、テレビを見るより本を読んだり、高齢のかたでもインターネットを使ったり、いろいろなところに出向いたりして、自分の目下の人や年下の人からも素直にアドバイスを聞きます。

仕事や経済的な成功だけでなく、恋愛や結婚でも、アドバイスを素直に受け入れられたり、相手の言っていることを素直に聞けたりする人のほうが、早く幸せをつかめます。

【7:はっきりとした目標を持つ】

有楽町の占い

「なんとなくお金が欲しい」「なんとなくいい暮らしがしたいなあ」と思っていても、成功は手に入りません。

もし、成功したいと思っているなら、具体的な目標を掲げることが大切です。

別に、人に言ったら笑われるような、ものすごい成功を夢見ていてもかまいません。

とにかく、自分がこうなりたいと思ったら、漠然とした目標でなく、具体的な目標を持つ。

しかも、それに向かって実行するのが大切です。

いい環境に身を置いたり、時間の使いかたを工夫したりするのもよいのですが、それは自分の外側の部分でしかありません。

自分がどうなりたいのか、なにをしたいのか、はっきりとイメージをして、それに向かって何をすればいいのかを考えて、一歩を踏み出すことが大切です。

有名な作家のかたが、「よく、『作家になりたいのですがどうしたらいいですか』と相談を受けます。作家になりたいなら、そう言っているだけではだめで、実際に一つ、最後まで物語を書いてみなさい。そうすれば必ずいいものが書けるようになる」と言っていました。

大きな目標でなくても、小さな目標でもいいのです。

たとえば、「料理がうまかったらもっとモテるのに」と思うなら、料理教室に通うとか、インターネットで調べるとかして、少しずつ腕を磨いていけばいいのです。

料理の腕が上がったことによって、幸せを引き寄せられるかもしれませんよね。

なにかやりたいと思ったら、脳内の理想で終わらせずに、まずは一歩行動を起こしてみましょう。

【8:辛抱強く、ポジティブ】

ポジティブ

成功している人と話すと、必ずポジティブな内容の会話をします。

有名な某業界のプロデューサーのかたとお仕事をしたとき、それを強く感じました。

会議のとき、ほかの人たちがすぐに議題から脱線してしまったのですが、決してイライラせず、辛抱強く、議題がまとまるのを待っていました。

(小人物の筆者は、「はやく本題にもどればいいのに!」と思っていましたが)

しかも、それが無理して辛抱しているようにはまったく見えませんでした。

むしろ、「そういうのもあるよね。いいよね。そうだよね」と、ほかの人たちの意見を尊重して聞いていたのです。

逆に、毎回同じような事業を起こすけれど、なぜかことごとく失敗してしまう、という経営者の話を聞くと、「社員同士で人間関係をうまくやってくれない」「社員が自分の仕事だけやればいいと思っていて、自主的に動いてくれない」「すぐに社員が離れていってしまう」などと、ネガティブなことばかり言っていました。

ネガティブになるまえに、なぜ、社員が離れてしまうのか、事業がうまくいかないのか、考えたほうが建設的ですよね。

ものごとに対して辛抱強くポジティブに解決するか、ネガティブに不平不満として終わらせるかで、結果がかなり違ってきそうです。

 

【新しいことを始めるときに】

起業・人事・相談

成功している人のいちばんの特徴は、自分自身に責任を持って、自制心を持って生きている人と言えるのではないでしょうか。

「あの人にこう言われたから」とか、「あの人のせいでこうなった」などと言わず、自分がどう行動するか、なにを選択するか、一つひとつを決定していく決断力や判断力を持っているとも言えます。

そして何より、成功していて幸せそうな人は、なぜか一緒にいる相手まで楽しい気分にさせます。

ただ、単に「あの人はいい人だね」と言われるだけでは成功はできません。

確固とした目標を持って、それに向かって着実に一歩一歩行動していけるかどうかにかかっています。

筆者もですが、普段の生活では、無意識に、あるいは「まあいいか」という感じで、たいして実りのない人付き合いや、やらなくてもいいような安請け合いをした雑用に、時間や労力を費やしてしまうことがままあります。

でも、自分が本当に成功したいと思うなら、これからやろうとしていることは本当に価値があるのか、自分の将来につながるのかということを考えて、一つひとつ選択しながら、目標に向かっていきましょう。

毎日の積み重ねが、結果的に成功となって返ってくるはずです。


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