お祓い（おはらい）とは？

お祓いという言葉を聞いたことがあると思います。
お祓いとは罪や穢れ（けがれ）、災厄などを人や物から取り払うことを目的とした行為です。簡単に言えば、不浄なものを心身から取り除く神事のことを言います。

最近、不運なことにしょっちゅう見舞われたり、なぜか疲れているという方はいらっしゃらないでしょうか。その原因が不明だとすれば、あなたにはお祓いが必要かもしれません。

罪・穢れ（けがれ）とは？

罪や穢れを祓うのが、「お祓い」というものですが、その「罪」・「穢れ」とは何のことでしょうか。次に「罪」と「穢れ」についてのご説明をしていきます。

日本では、仏教や神道における一つの考え方です。
「不浄」、「不潔」と言った理想ではない状況のことを表すのが、罪・穢れと呼ばれるものの正体です。

もともと神道では、穢れ（けがれ）を「気枯れ（けがれ）」と書き、「生命力の枯渇」のことであるとされました。人間は生命力が枯渇してしまうと、罪を犯してしまいやすくなります。ですので人の心を乱すような出来事（人の死や自然災害、犯罪など）は、その「気枯れ」に繋がると考えられてきました。

また「気枯れ」が引き起こすのは犯罪だけではありません。「気枯れ」すなわち生命力の枯渇は、心身の弱体化にも繋がり、病気・障害・心疾患などの健康被害に繋がるという場合も当然あります。

また、この罪や穢れは場所や空間に溜まることもあります。
穢れとは病原体のようなもので、この穢れが好んで溜まりやすい場所というのがあるのです。そして穢れがまた別の穢れを呼び、沢山の穢れが集まると、その場所には災いが起こりやすくなります。立地条件は良いのに次から次へと閉店するお店の土地、何度工事に取り組んでも事故が起こり中止となる建設現場、住人がすぐに出て行ってしまう家や、過去に何度も自殺現場となったマンションの一室。これらの場所には『穢れ』が集まっていると考えられます。

全く科学的に説明できないけれど、どう考えても曰く付きであるという場所は、
この『穢れ』の住処となっているのです。

そして、この『穢れ』は人の体にも住み着き、集まることがあります。
実はこの穢れは身体の垢のようなものなのです。普通に生活を送っていると誰しも身体に穢れが溜まり、そのまま放っておくと体に不調をきたしたり、心が弱り切ったり、不運に見舞われたりすることが多々あります。

しかし心配することはありません。
穢れが垢だとすればお風呂に入り、丁寧に体を洗ってあげれば良いのです。そしてこれが穢れの場合はお祓いと呼ばれているのです。

体に溜まる『穢れ』は定期的に取り除き、できるだけ体を常に綺麗に、健全に保っておかなければなりません。

逆に言えば、定期的にお祓いをすることで体が健康になり、心が明るくなり、幸運に見舞われるのです。

みなさまに身近なお祓い

お祓いと聞くと、どうしても大げさなように聞こえてくるかもしれません。確かに「悪霊を取り払う」などという言葉に代表されるように、お祓いには大々的に行われる悪霊払いなどが存在します。

しかし実はみなさまも生活の中で無意識に、そして身近にお祓いをしていることがあるかもしれません。

それは神社です。

例えばみなさまが神社に参拝をするとします。
まず手水舎で手を洗い、口をすすぎます。これはお祓いの一種となります。

次に本殿に参り、鈴を鳴らします。これもお祓いの一つです。
鈴の音は神聖なものであり、その神聖な鈴の音によってその場を清めているのです。

次にみなさまの多くは「お払い箱」にお金を入れませんか？
この「お払い箱」は、「お祓い箱」とも書くのです。
お金という人間の欲に付随する穢れを、みなさまはお金を払い、お祓いしているのです。

二礼二拍手一礼の「二拍手」は、拍手でご自分を祓っています。これもお祓いです。

神社に行って行うことのほぼ全てが『お祓い』なのです。
なぜ神社では、ここまで沢山のお祓いを行うのでしょうか。

それは神様が穢れを嫌うからです。
もし私たちが神社などで参拝をする際に穢れを残しているとすると神様は降りて来られません。ですのでお願い事をしようとも、私たちが穢れて入れば神様はお願い事を聞いてくれないのです。

もちろん神社の『お祓い』で、みなさまの穢れを浄化できるのならばそれで良いのですが、強い穢れはそれだけでは浄化することが難しい場合もございます。

一人では落としきれない穢れがあるため、そのような穢れに対しては当サロンのようなお祓いのプロフェッショナルにご依頼をされる方もいらっしゃいます。

穢れは全ての滞りの元となります。原因が分からないけれど、夫婦間の関係が悪化したことはありませんか？
理由はないのに、なぜか仕事が手につかず職場で嫌な思いをしたことはありませんか？
どれだけ頑張っても目標に近づかず、むしろ遠くなっていっているような感覚はありませんか？
どれだけ健康に気を付けても、病気や怪我に見舞われることはありませんか？
何が起きたわけでもないのに、心が乱れてしまうことはありませんか？

こういった人におすすめ

上記の通り、穢れは生活をする中でつく垢のような存在ですので、どのような方でもつくものです。

Ⅰ ・原因不明で眠れず疲れが取れない状態
何をやってもうまくいかないことが多くなりますので、深刻化する前にお祓いをすることをお勧めします。

Ⅱ ・原因不明の肩こりや腰痛、頭痛、膝痛などの身体の痛み
これはよく高齢化を原因に思いがちですが、穢れが原因の場合も考えられます。急にこれらの症状が出てきたご相談者は特にお祓いをお勧めします。

Ⅲ・ 原因不明の耳鳴りが止まらない
霊障としても有名ですが、これは身体の周囲に多くの穢れが取り巻いている場合もございます。疲れや寝不足などを理由にする方もいらっしゃいますが、急ぎお祓いをすることをおすすめします。

Ⅳ ・特に嫌なことがあるわけではないのに、落ち込んだりヒステリックになったりと心の状態が不安定
これも原因を生活リズムなどに求めがちですが、どれだけ健康な生活を送っても収まらない場合は、穢れが原因のことがあります。お祓いをすることで健康的な精神を取り戻すことができます。

Ⅴ ・心に重石があるように気が重い。気が晴れない。
穢れは精神を侵します。原因が分からないので放置をして悪化するという方は大勢おられます。早急にお祓いをして、健康な心を取り戻しましょう。

Ⅵ ・体調不良の原因が不明。または病気や怪我の治りが遅い。
穢れは身体の健全さを奪います。原因不明の病気や怪我、または治癒速度が異常に遅いのは穢れが原因の可能性が高いです。

Ⅶ・ 悪夢をよく見る。
疲れやストレスに原因を求めがちですが、多くは体に蓄積した穢れに原因があります。またはストレスの原因が穢れによるもので、穢れがきっかけのストレスで悪夢を見ているという場合もあります。

以上のような症状、もしくは類似の症状をお持ちの方は、当サロンで相談からお受けいたしますので是非ご連絡をください。

FAQ（素朴な質問への回答）

Q.お祓いとはどのようなことをするのですか？
A.
ご相談者の症状によって必要の可否を判断をいたします。不要な場合もございます。まずはヒアリングをさせていただいて、その上で最適な方法を選択いたしますのでご安心ください。

Q.穢れがつかないようにするにはどうすれば良いですか？
A.
穢れは、垢のように普通に生活をしていてもつくものです。完全に穢れをつかないようにするということは難しいでしょう。その代わり、定期的に穢れを祓うことによって常に健康な心身を保つことはできます。

直接ビル９階へお越しください。インターフォンから「光せい」の内線番号でコールしてください。１０分程度前からご案内できます。

【２０分以上前に来て休憩したい方は】平日１８時までに限り４階総合受付で「９Fのこうせい先生と待ち合わせなので時間まで待たせて欲しい」と伝え４階ロビーでお待ちいただけます。トイレも奥にございます。