恋愛におけるネガティブな感情と上手に付き合うには

感情のコントロール、などという言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、厳密にいうと感情は決してコントロールできません。なぜなら感情は私自身ではないからです。コントロースすればするほど、制御不能になるのが感情と言ってもいいでしょう。
しかしながら、感情と上手に付き合っていくことはできます。恋愛において私たちが感じるいろいろな感情は決して楽しいものばかりではありません。それらと上手に付き合えばあなたと彼の関係も少し変化が現れるかもしれません。

◇感情はどこからやってくる？

そもそも感情はどこからやって来るのでしょう。私の中から？そうですね。自分の中から勝手に湧き上がってくるものです。けれども、感情は私自身とは違います。ここが一緒になって混乱してしまうことが多くありますが、感情＝私ではない。ということをまずは理解しましょう。感情は勝手に湧いて、そして勝手に去っていくもの。いつまでも同じ形でとどまっているものではありません。しかし、その感情を感じた瞬間はあまりにも不愉快で、いずれは去ってしまう感情に執着し、イライラとした感情をそのまま相手にぶつけて大喧嘩になってしまったという人もいるのではないでしょうか？
感情は自身自身ではなく、勝手に湧き上がってくるもの、そうして去っていくもの。まずはここを理解して、感情を冷静にみる癖をつけましょう。

◇嫌な感情ほど逃げれば追ってくる

自分が感じたくないと思っているネガティブなものほど、感じないように、とコントロールしようとすると実はその存在をアピールしてきます。ネガティブな感情ほどかまって欲しいのです。感情＝自分ではないことを理解し、感情を冷静に見つめることにチャレンジしてみてください。
ポイントは「こんな感情を感じてはいけない」などと抑えたり「こんな感情を持つ自分は大人じゃない」などとジャッジしたりしないこと。ただそこにある感情をただ見つめるだけでいいのです。はじめは難しく感じるかもしれませんが、何度かやるうちにコツがつかめてくると、あなたの心に徐々に変化が出はじめ、彼との関係性にも変化が現れてくるでしょう。