【晩年の生き方についてのお悩み相談】生きがいが見つかりません。|占い雑学
カテゴリー: 悩み相談
これまで仕事一辺倒で生きてこられた方が、退職したとたんに生きがいが見つからないと思うことは、今も昔もよくいわれることです。特に現在はたくさんの情報が入手できる時代、生きがいがないと生きていけないように思っている方もいるかもしれませんね。
◇生きがいは本当に必要なのか
「それを言っては、元も子もない」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、生きがいって本当に必要なのでしょうか?仕事を退職しての喪失感は大きいと思います。そのため、仕事を離れて「あ、あ、仕事が生きがいだった」と思っている方もいらっしゃるでしょう。これから何を生きがいにしていけばいいのか、そのように考えるかもしれませんね。まっさらな、何も予定のない一日。とても自由を手に入れたはずなのに、どこか不安で焦りがある、それは、溢れる情報のせいかもしれません。
「生きがいを持ちましょう」というのも一種の経済効果を狙った企業の作戦でもあります。もちろん経済効果的には必要なことですし、生きがいを見つける方がいて、経済効果も上がれば、そこは「ウインウイン」の市場。好ましい状況です。けれどもそれに自分が乗ることができないからといって、何の焦りも不安も感じることはないのです。
生きがいはあっても生きていけるし、なくても生きていける、まずはそのことを認識しましょう。
◇生きがいとは?
ステレオタイプに流れる晩年の生きがい、ボランティア?地域活動?孫との時間?新たに起業?……。それのどれも自分らしくない、と思っていたら、それこそご自身の正直な深いところからのメッセージでしょう。生きがいとは本来、人ぞれぞれ違って当たりまえです。まして人生の晩年となれば、それまでの人生の積み重ねがあるのですから、違って当然です。いまこそ、ご自分がワクワクするようなことに目を向けてみませんか?「これが生きがいだ!」などと声高にいえないことでもいいのです。日々の暮らしの中で何となく心惹かれる事柄に、ほんの少し積極的にかかわってみませんか?大きな刺激がないと生きがいではないと思い込んでいませんか?日常の小さなワクワクを集めたとき、いつのまにか、それがかけがえのない生きがいになっていることもあるのです。
※占い雑学の記事内容に関しては「定説・異説」を問わずご紹介しておりまして当サロンの見解と異なるものもございます。
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