スピリチュアルと占いの違いは?|占い&相談質問
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スピリチュアルと占いの違いは?
よくスピリチュアルって何ですか?という質問がございます。言葉にはよくでてきますし、江原さんや美輪さんといったオーラの泉でずいぶんと話題になったこともありました。占いは占いでタロット占いなど黒いヴェールをまとった印象の世界でしょうか、あらためて考えて見るとその違いがちょっとわかりづらいものですよね。この辺りの答えはあるものなのでしょうか。【スピリチュアルを辞書で調べると】
スピリチュアルという言葉自体は「霊的」と訳することができます。 では霊とは何でしょうか。。辞書で調べますと、 【霊的】 ・霊魂・精神にかかわりのあるさま。 ・けがれがなく、神聖で清らかなさま。とあります。霊魂や精神の働きと関わる世界であったり、 能力のことを指し示しているようです。次に占いはどうでしょうか
こちらは運勢や未来など人間が知りうることができないことを、特定の方法を用いて判断しようとするものです。 四柱推命や占星術、数秘術、九星気学、算命学などなどはすべて占いです。 統計的に世界とその人の生まれとの関わりから紐解くものが多くあります。 また姓名判断、手相占い、人相占い、家相占いなどのように、 現実に目の前に現れている様子を手掛かりにして吉凶を判断する占いもあります。違いを見てみると、
占いの場合は何か目に見える手掛かりから帰納的に本質を掴むということです。 スピリチュアルの場合は手掛かりはないのですが、よく「視える」という言葉で置き換えられますが、一切の根拠がないのですが、そのようにわかるという演繹的な手続きによります。もう少しわかりやすく
占いは外部情報を頼りにしているんですね、スピリチュアルは内部情報、自分の内側から答えを引き出しています。スピリチュアルで注意が必要なのは、
まったくあてにならないような人たちでもスピリチュアル・カウンセリングをお金儲けの手段として行なっている場合が多いということです。 なぜなら外部情報を使わないからです。最近では先生を養成する学校や講座などが流行っており、昨日までなんの修練も、経験もなかった人たち、例えばフリーターであったり、スピリチュアルと全く無関係の仕事をしている人が「あなたも先生になれる」という言葉に惹きつけられて、超高額の費用と引き換えに一夜にして「自称スピリチュアル・カウンセラー」に変身、なんの準備もないままに占い館やカウンセリングルームなどに送り込まれているのが現実です。 こういったもともと自己都合やお金儲けと繋がっている「なんちゃってカウンセラー」に相談しても、わけのわからない方向に導かれるのは火を見るよりも明らかですね。占いで注意が必要なのは、
外部情報を頼りにしておりますから、その方の知識量や情報処理能力、スピードによっては、その場で答えが出てこない場合も本来は多いはずです。 例えば家相で言えば、建物を建てた年月日や、その周りの建物の様子まで詳細に調べる必要がでてきます。本当にしっかりと請け負う占い師でしたら、出張するですとか、それ相応の高額になるかもしれませんし、ある程度の期間をおいて調べるということになるでしょう。 手相・人相であれば、細かく観ていけばシワひとつひとつに伝承されている意味というものがあって、簡単にすべてを把握することができません。だいたいにおいて分厚い書物などにそのすべてが解き明かされているわけで、それらすべてが頭に入っている人はそうはいないでしょう。それでもその場で答えが現れるのは、目の前で書物を開くことはできないので「自分の知っている範囲」で答えてしまっているからです。占いで注意が必要なのは、
外部情報を頼りにしておりますから、その方の知識量や情報処理能力、スピードによっては、その場で答えが出てこない場合も本来は多いはずです。 例えば家相で言えば、建物を建てた年月日や、その周りの建物の様子まで詳細に調べる必要がでてきます。本当にしっかりと請け負う占い師でしたら、出張するですとか、それ相応の高額になるかもしれませんし、ある程度の期間をおいて調べるということになるでしょう。 手相・人相であれば、細かく観ていけばシワひとつひとつに伝承されている意味というものがあって、簡単にすべてを把握することができません。だいたいにおいて分厚い書物などにそのすべてが解き明かされているわけで、それらすべてが頭に入っている人はそうはいないでしょう。それでもその場で答えが現れるのは、目の前で書物を開くことはできないので「自分の知っている範囲」で答えてしまっているからです。スピリチュアル・占いの判断で大切なこと
どの世界でも同様ですが、本業として真剣に向き合っている、本当に信頼できる占い師やカウンセラーは100人の中でしたら、せいぜい数名程度というところでしょう。信頼できる、当たるなどの実績や長年の経験値がある人と巡り会えるかどうかが大切であるのは言うまでもありません。結局スピリチュアル・占いの関係は
結局占いとスピリチュアルは言ってみれば表と裏のような関係でもありまして、相性がとても良いのが事実です。前述のお互いの欠点をうまく補いあっていくわけですね。実際の占いの現場では、この両方をミックスして取り入れている場合が大変多いです。 例えば占いの中にも卜占というジャンルがございます。 目の前から引き出したものには特別な意味が宿っているし、必然であるという観点から、サイコロや筮竹、コインなどの分け方や表裏で判断していきます。 最近ではタロットカード占いなどもそれにあたります。 これらは確かに現れた様子で判断しておりますが、偶然性、言ってみれば見えない世界に結果を委ねておりますから、統計的な学問、知識の範疇にはおさまりません。 見えない世界、霊的な世界、スピリチュアルとのミックスと言えるかと思います。チャネリングの注意点・危険なところ
ミックスタイプの占いやカウンセリングなどで注意が必要なのは、よく「チャネリング」という言葉が使われます。守護霊や天使からのメッセージを受け取って相手に伝える、というものです。これは一見素敵な面ばかりがもてはやされますが、ある意味で憑依的なものでもあります。前述のなんとなくで行なっている人などは、いつの間にか天使ではなく、低級霊や悪魔的なものを引き寄せてチャネリングしてしまっている人も多く、本人が気づいていないのが問題です。 見分けの手段としてですが、取り扱う言葉に脅迫があったり、取り扱うカードやアイテムが何かオカルト的な印象、怖い印象を強く持つようであれば避けた方が良いでしょう。まとめ
占いとスピリチュアルの関係性をよく理解した上で、ご自身の指針にしていただければ幸いです。ありがとうございました。以下はおまけ、豆知識ですが、占いや風水をやっているかたたならご存知かとおもいますが、中国に古代から伝わっている思想で、『陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)』というものがあります。これは、風水や運気アップに使える基本的な知識ですので、今回簡単にご紹介したいと思います。【女性性の陰と男性性の陽】
まず、この陰陽五行説の始まりは、『混沌』と呼ばれるカオスです。 このカオスが二つに分かれて『陰』と『陽』になりました。 『陰』は女性性の象徴であり、ほかにも不動、地、夜、月、冬などがあります。 逆に『陽』は男性性の象徴で、活動的、天、昼、太陽、夏などです。 陰と陽がお互いに補い合ってこの世の中は成り立っているという考え方です。 一般的に『陽』はよく、『陰』は悪いイメージがあるかもしれませんが、これは、『陽=生』『陰=死』を表すからです。 スピリチュアルな視点から言えば、生と死はつながっており、どちらが善悪というわけではありません。 ただ、私たちは生から死へ向かって生きているので、『陽』の気を補いながら生きていったほうが、健康で長生きできると考えられているのです。 しかし、『陽』が行き過ぎると怒りが湧いたり、落ち着かない興奮状態になります。 『陰陽』のバランスが一番大切なのです。【すべてを構成する5つの要素】この『陰陽』から五行は生まれました。 五行とは『木(もく)』『火(か)』『土(ど)』『金(ごん)』『水(すい)』です。 五行は与えたりもらったりする関係の『生』と、傷つけたり傷つけられたりする関係の『剋』の二種類の関係性で成り立っています。 『生』は親子の関係と似ています。 『木』は燃えて『火』を生じ、『火』は灰になって『土』に還り、『土』の中から『金』が生まれ、『金』は結露して『水』を生じ、『水』があるからこそ『木』が育つのです。 『剋』は主従関係に似ています。 『木』は『土』の養分を奪い、『土』は『水』の流れをせき止め、『水』は『火』を消し、『火』は『金』を溶かし、『金』は『木』を傷つけます。 この五行にはそれぞれ象徴する物事がありますので以下にあげます。木:木や植物、春、子どもや若者、風、雷、音楽、情報、流行、電気、衣服、色は青・緑。火:太陽や炎、夏、美人、芸術、文学、芸能、派手好き、出会いと別れ、色は赤。土:大地や土、季節の変わり目(土用や梅雨)、帝王、腐敗と再生、財産、色は黄色。金:金属や宝石、天空、先祖、役人、国家、秩序、プライド、色は白。水:水、雨、雪、冬、ずる賢い、学問、知識、病気、色は黒。もしもスピリチュアルや大事な悩み相談なら当たる占い信頼されるスピリチュアリー東京へ一度ご相談くださいませ。 中国にルーツをもつ占いや風水は、みなこの『陰陽五行説』がベースになっています。 基本的な知識として知っておくと、応用ができるようになりますので、よかったら覚えてみてくださいね。※占い雑学の記事内容に関しては「定説・異説」を問わずご紹介しておりまして当サロンの見解と異なるものもございます。